#043 新千歳空港が欠航のときはどうするか?

毎年毎年、北海道は吹雪くよね。

吹雪かなくても雪がずーーーっと降ったり、

超絶寒かったり。

冬の北海道での移動は大変だぁ。

 

観光や仕事で北海道に来たは良いけど、

悪天候によって帰りに使う主な空港である、

新千歳空港が欠航祭り開催!

なんてことが毎年何度か起きる。

 

そんな時に心強い味方になってくれる空港が

北海道にはある。

それが旭川空港だ✈

 

旭川空港の強さ

 

上のYouTube動画を観てもらえばわかるけど、

2016年の就航率が99.1%!

そして、2017年の就航率が99.5%!

夏でも冬でもほぼ飛行機が離陸する。

そんな状況\(^o^)/

 

過去10年間の平均就航率が99%。

過去10年間の降雪による欠航は

平均3.4便という低さ。

 

ワックスウイングス


この実績を保っているのが

ワックスウイングスという除雪部隊

第1便が到着する前に

除雪車両5台が接近した状態で

雪の下にある路面が見えるまで

きっちり除雪してるのだ。

これを「ブラックトップ」と言っている。

 

地上スタッフの存在


そして、地上スタッフの存在がある。

気温が低下してくると

機体に付着した雪などが凍結しないよう

離陸前に除氷液をかける。

 

でも、除氷液には時間制限があって、

外気温が寒ければ寒いほど短い。

旭川は北海道でもかなり寒い地域。

的確な吹きかけが必要になる。

(※JALー航空豆知識より)

 

つまり、この高い就航率は

地上スタッフの努力の成果でもあるというわけ。

 

以前、どこかの空港で私も遭遇した。

除氷液の吹きかけに時間がかかって

離陸までにかなりの時間がかかったことを。。。

 

旭川空港の就航率推移

過去10年間の平均就航率が99%。

と言われているが、データ上ではどうなっているのか?

その点をまとめてみる。

 

以下、旭川市HP掲載PDFより抜粋。

2002 99.5%
2003 99.1%
2004 98.0%
2005 99.1%
2006 99.3%
2007 98.9%
2008 98.8%
2009 99.5%
2010 99.0%
2011 99.0%
2012 99.1%
2013 N/A
2014 98.0%
2015 99.1%
2016 99.1%
2017 99.5%

 

上の横棒グラフからわかるように

やはりほぼ99%。

「旭川空港は伊達じゃない!」

 

もちろん、新千歳空港より便数が少ない、

滑走路数も少ない。

だけど、降雪は旭川のほうが多い。

より寒いし。

 

しかし、就航率は平均99%なのだ。

これは事実。

 

2019年現在の就航路線

 

主に、東京(羽田空港)と

名古屋(中部セントレア)だけに

飛んでいる。(※旭川空港HPより)

 

羽田往復15便、名古屋往復4便。

なので、新千歳空港が閉鎖された時

この2路線以外の場所に移動するとなると

一度、羽田とセントレアに出てから

ほかへ行くことになる。


ただ数日間に渡って

新千歳空港が閉鎖される場合には

この旭川空港から脱出することができるので

忘れずにいたいね。

 

おわりに

 

旭川空港はラストリゾートだ。

最後の手段として、忘れずにいたい空港。

それが旭川空港。

就航率平均99%は凄い。

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