#023 予備校時代の下宿の秘密の話

高校3年で大学に落ちた私は

浪人生活を希望し札幌で生活することを決めた。

札幌予備学院に通い、桑園近くのを選択した。

 

その下宿の決め手は、浪人生が勉強に集中できるよう

色々な規則があり、アレは駄目コレも駄目という

とにかく机に向かい勉強しろ!というようなもの。

 

だがしかし、実態は全く逆の状態だったのだ!!!

多浪生が鎮座する3階は、誘惑の巣窟じゃった…。

それをいまから告白しよう。

 

とりま下宿のルールを

 

以下、ルール工業地帯!

  1. 電気スタンド以外の電気製品は許可が必要
  2. 麻雀 / 飲酒 / 喫煙禁止
  3. 花札 / 賭け事禁止
  4. 相撲禁止(笑
  5. 静かにしろー
  6. 張り紙 / 落書き禁止
  7. 20:00以降の他室訪問禁止
  8. 音読禁止
  9. 19:00以降はラジオはイヤホンで聴け!
  10. 室内で煮炊き禁止
  11. 早朝 / 夕食後の洗濯禁止
  12. 楽器 / 乗り物の持ち込み禁止(自転車OK)
  13. 門限10:00だからな!
  14. テレビは持ち込み禁止!

こんな感じ。

上の赤いマーカーのルールが

これから話す部分だよ。

 

私が破ったルール

 

私が破ったルールは、

張り紙しまくった・ω・(色々覚える為)

これくらい。

 

間接的に関与したヤバイベント

 

微罪ではあるが、

成人雑誌の付録ポスターを、酔った友人にあげたところ

翌日朝、その友人の部屋の扉(廊下側に)貼ってあったという。。。

しかも、それをおばさんが発見し驚愕ヒステリックブルー!

発狂するおばさん。全く気にしない友人。

諸悪の根源が自分にあると感じる己。

普通のポスターじゃない。成人雑誌のだかんな!

こんなこともあった。

 

下宿法に触れてはいないが、おばさんの逆鱗に触れかけた話

 

部屋で下宿生に髪を切ってもらっていたら

おばさんの顔がひどい顔に变化し睨まれた。。。

ベッドを部屋の中心に置くという、激しい模様替えを行ったら

おばさんの顔がひどい顔に変化し睨まれた。。。

 

そんなルールないだろ。

 

下宿生の秘密の日々

 

私以外は本当に頭のイイ方々ばかりで

偏差値の高い高校を出ていた。

帯広柏葉、釧路湖陵、函館ラ・サールなど。

 

つまりだ、余裕だったのだよ浪人生活が。

ある程度の学習レベルにある彼らは、

浪人生ではあるものの、自由なライフを楽しんでいた。

(ああ、あこがれの自由なライフ。。。)

 

S先輩の楽しい浪人生活

 

S先輩は多浪生で、おばさんからの評価は良かった。

春はやる気満々で朝から予備校に行くものの

じわりじわりと夜型に移行し、予備校を休むようになった。

これが彼の毎年のルーティンだったのかもしれない。

 

 

サッカー大会@廊下

 

 

ある日寝ていたら廊下から楽しそうな声が。。。

何時だろうと思い時計を見たら、午前2:00。

おい…何してんだよ…。

(5月8日の出来事)

 

よく聞いてみると、廊下でS先輩とN君がサッカーしているという珍事。

はよ寝ろ(笑

なんで夜中に廊下でサッカーしてんだよ(´・ω・`)

おかげで睡眠不足だった。

 

別の日には、廊下でリフティングしてたし。

あーーーー。(6月12日の出来事)

 

私がBOSSと呼んでいた文系の友人は

よく遊ぶ下宿生の部屋に囲まれていて

勉強/睡眠を妨害されて、よく怒っていたのを思い出す。

ちなみに私は角部屋だった(ありがき

 

断髪式@廊下

 

 

勉強してても遊んでいても、髪は伸びる伸び~る。

普通は理容室等へ行き、お金を払い散髪するものだ。

私は桑園駅高架下の床屋に通っていた。

 

しかしだ、S先輩はなぜか廊下で散髪するというオモシロイベント発生。

自分の部屋じゃないんだよぉ、廊下なんだよぉ(大泉洋風)

廊下狭いのに。。。

 

しかもだ、その散髪時間が問題だ。

午前3:00。みんな寝てるだろうよ…。

まぁ、この頃の私の就寝時間は午前3:30だったから問題なかった。

(11月30日(土)の出来事)

 

ちな、S先輩の合格不合格、そしてその後は全くわからなかった。

 

G君の暴走は誰にも止められない

 

 

G君は外出するのが大好き。

門限過ぎたから、風除室の屋根を登って窓から侵入。

その時に、風除室の屋根のガラスを割る。。。

 

その真上には私の部屋があってさ、

犯人が私にされるという悲しみ。

(8月9日)

 

彼らは門限の10:00なんぞ気にせず

風除室の屋根を使って、2階の窓から入っていた。

出るときは玄関の横の窓(笑

 

ちなG君は浪人を継続した。

 

N先輩の部屋の充実感

 

 

あの下宿の一番奥、秘密の部屋。

ある日なにかのキッカケでその部屋に入る。

扉を開けた瞬間、浪人生の部屋には見えない光景が。

テレビがそこにはあったのだ!

麻雀がそこにはあったのだ!

 

私とBOSS以外が、この部屋に入り浸っていた理由が

この部屋の充実感でわかった。

この部屋は娯楽室だったのだ。

 

テレビも駄目だし、麻雀も駄目だって

書いてあったろー(笑

2次試験も迫った2月4日には

N先輩の部屋は雀荘と化していた。

 

ちな先輩は某大学の医学部に合格した。

 

杉作Jタロウ先輩の癖

 

 

たぶん、この先輩が一番やばかったと記憶している。

ベッドの下の空間には成人雑誌が山積みになっていて

下宿人たちの憩いの場になっていた(笑

 

彼には伝説があって、高めのベッドの上から飛びながら

そういう行為をするのが得意という話。

浮遊感が欲をさらに満たしてくれたのかもしれないね。

 

 

これだけじゃないんだ。

よく飲酒をしていた。

この下宿、飲酒禁止だった気がするんだが。

 

飲酒して、泥酔して

なぜか廊下で下半身丸出しで寝ていた。

どうして廊下なのか。。。

しかも、杉作先輩の部屋は私の前なので

扉を開けると、よく寝ていた…。

 

ちな、先輩は旧帝大工学部に合格した。

 

なんでもありかよ!!!

 

 

ある日の夜、天井から音がする。

天井の上は屋上で、誰もいるはずがない。

しかし、D君の部屋から屋上に上がれるハシゴがあったのだ!

 

なんと屋上に彼らがあがり遊んでいたのだ。

しかも屋上でエアガン。

隣の建物にショット!

 

なにしてんだよ。。。戦争かよ。

 

とある日の話。

隣の建物を見ると、窓をあけて男女が楽しんでいるのを私が発見。

そのことを話すと、みんな毎日その部屋の監視を怠らない。

今日はカーテンが揺れてるとか、影が2人見えるとか。

それくらい熱心に勉強しろし(笑

 

 

まとめ

 

現役生の頃に受験学習の貯金があると

浪人生の時期に遊んでいても合格する。

おでもそれくらいあそびたかったなぁ。

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